お手入れの仕方

Maintenance

いつまでも大切にお使いいただくために

「STOCK」が家具づくりに用いるのは“総無垢材”と呼ばれるもの。その美しい外観や木肌の手触り、温もりに加え、使い続けるうちに風合いを増す経年美化特性は、まさに合板や集成材などでは決して得られないものです。一方で、無垢材の家具は合板でつくられたものと比べ、傷やシミが生じやすいのも特長です。

こちらでは、オリジナリティに富んだオーダーメイド家具をつくる東京神奈川・横浜の「STOCK」が、味わいのある手作り家具をいつまでもお使いいただくための、お手入れ方法についてご紹介しています。

ご自宅でできる簡単メンテナンス

無垢材を用い、自然素材を原料にした塗料でていねいに仕上げているのが「STOCK」のオーダーメイド家具の特長。反面、合板とウレタン塗料の組み合わせを主体とした既製品と比較すると、どうしても表面に傷が付きやすくなる点にご留意ください。できれば日頃のお手入れはマメに、扱いはできるだけ“やさしく”が基本です。

あまり神経質になる必要はありませんが、水や日常的な汚れは乾いた布ですぐに拭き取るだけでシミになるのを防げます。テーブルなどの家具には、ランチョンマットやコースターを使用することで傷の原因になる摩擦を軽減できます。

お手入れ方法の基本

1毎日のお手入れは、から拭きで。
汚れが落ちにくい場合はかたく絞ったぬれ布巾で拭きます。
2使い込むうちに生じる黒ずみなどは、
市販のオレンジオイルを用いることで落とせます。
3細かい傷が表面に増え、見た目も手触りにも違和感を
覚えたら下記の要領でメンテナンスしてください。
ワックスがけで初期の風合いがよみがえります。

自宅でのワックスがけ

こちらでは、当社販売による専用のお手入れキット(蜜蝋ワックス・家具と同色のステインカラー・サンドペーパー・ウエス・ビニール手袋のセット)を用いたお手入れ方法をご紹介しています。なお、市販の家具用ワックスでも代用できます。

テーブルのメンテナンス例

STEP 01 天板に擦り傷や細かい傷が目立つようになったらメンテナンス時期に来ています。
STEP 02 サンドペーパーをかけて傷を消します。傷だけでなくその周辺も入念にかけておきましょう。
STEP 03 傷が消えたらワックスをかけます。キッチン用のやわらかいスポンジを適当な大きさに切り、そこにワックスを取ります。
STEP 04 木目に沿ってワックスを素早く塗り、なじませます。色ムラが生じないようご注意ください。
STEP 05 余分なワックス成分をウエスで拭き取り、表面のツヤを出していきます。
STEP 06 作業終了。

上記のように、こまめにお手入れすれば家具は長持ちするだけでなく、歳月とともに美しく変化していきます。無垢の木を用いた手作り家具は、こうして“育ち”ながら風合いや愛着を増していきます。

「STOCK」のリペアサービス

上記のように、ご自宅でできるお手入れでは対応できないような、家具の傷やシミ、木材の反りや割れが生じた場合は、お気軽に「STOCK」までご相談ください。豊かな経験を持つ職人の手で修復し、お客様の元にお届けします。

CONTACT